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“Letters First” はグラフィティ、タトゥー、イラスト界を代表する43組のアーティストが、それぞれ与えられた一文字を自分風にアレンジして作品に仕上げたアート展である。完成した作品を順番に並べるとその作品は
“T.H.E.W.O.R.L.D.F.A.M.O.U.S.S.E.V.E.N.T.H.L.E.T.T.E.R.C.R.E.W.S.T.R.I.K.E.S A.G.A.I.N” と言うメッセージになる。今回はスニーカーワールドに画期的な手法を取り入れ、ストリート並びにサブカルチャーを支援し続けているスニーカーブランド“Royal Elastics”と、Letters Firstを主催する“The Seventh Letter”の共同開催で、本アート展としては初の海外ツアーとなる。ツアーの皮切りは東京で10月20日より2日間開催、その後、台湾で2日間開催される。展示される作品は全て同じサイズのキャンバス(24’x20’)に描かれており、それぞれをメッセージの順番通りに展示、映像並びに画像での作品/アーティスト紹介も企画されている。今回出展作品のアーティスト43組の内10組が同時来日し、展示会、レセプション、パーティー等に参加、ツアーの更なる盛り上がりが期待される。 |
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1966年、二人のオーストラリア人の青年が、それまでのスニーカーの常識を打ち破り、シューレース(靴紐)を使わないスニーカーを作るといった画期的なアイディアを思いついた。それがRoyal Elasticsの始まりである。その後もそのスタイルを追求し、ユニークさとフィッティングの良さから瞬く間に全世界で注目を集める。近年では、ストリートアーティスト等とコラボしたイベントの開催や、プロダクトをリリースするなどの傍ら、その高いファッション性からモード界からも注目を集めている。2005年にセレブスターの“グウェン ステファニー”とのコラボでL.A.M.Bシューズをリリースしたのは記憶に新しい。 |
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AWR(Angels Will Rise)とMSK(Mad Society Kings)という非常に密な関係にある二つのグラフィティ集団が、自分達のアイデアを盛り込んだブランドこそがThe Seventh Letterである。1988年にLAで始まったこのファミリーは、今では100人以上を超えるメンバーで構成され、アメリカ(LA, サンフランシスコ、ニューヨーク、アトランタ、etc.)、ヨーロッパ、アジアにもその勢力を拡大し、様々な人種が混ざり合った大きなファミリーとなっている。1970年代から始まったグラフィティムーブメントにおいて、過去の輝かしいグラフィティアーティストに尊敬の意を払うことは勿論のこと、現代に合ったやり方で自らのスタイルの向上に時間を費やし、世界的に注目を集めている。 |
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初回の展覧会はLAで2005年9月に開催され、
約1000人の招待客がレセプションに招かれた。
その中にはLinkin Park, Incubus, Good Charolette,
Styles of Beyond, Divine Styler,
The Transplants, Porcelain、
The After Midnight Project 等の
著名人も含まれている。 |
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